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  • 心のミッキー

    オフィスでまた川上さんに会った。ランチに誘ってもらったが、川上さんはあまり食べなかった。なんでも、昨夜、仕事終わりにDにご飯に誘われ、23時過ぎに寿司屋に行ったらしい。
    令和の今でも、業界の働き方はそう変わっていない。何十年もこの働き方を続けているDやPにはこれが普通であり、善意なのだ。
    川上さんは3つくらいしか変わらないが、自分に「若いんだからちゃんと食べなさい」と言う。川上さんの生きることを面白がっている感じが好きだ。


    「どんな洗練された大人の中にも、外に出たくてしょうがない小さな子供がいる」
    — ウォルト・ディズニー

    Inside every sophisticated grownup adult is a little kid just dying to get out.”
    — Walt Disney


    ディズニー伝説 天才と賢兄の企業創造物語

  • 効率が悪いこと

    今週は午前にファームに出社しPWSに対応、午後は常駐先へというスケジュールだ。しかし、PWSは社内AIを使っあっさりとドラフトできてしまった。アサインの必要があったのか謎だ。
    RFPは確認したが、どこまでその期待値に応えるか、どういう布陣で進めるかはDなので、こちらはあくまでパワポ作業のみ。Dは継続提案を想定して微調整を行うという。


    「元々しなくても良いものを効率よく行うことほど無駄なことはない」
    — P.F.ドラッカー

    ” There is nothing more wasteful than efficiently doing something that was originally unnecessary.”
    — P.F. Drucker


    マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則

  • 文房具に期待すること

    炎上の真因は、言うに言えないことが多い。コンサルがクレームを受けて終わることになるが、顧客側では何も終わらない。問題は解決されないまま、他のやり方を探ることになる。
    言うに言えないは、契約書には書けない内容。例えば、社内のメンツや人間関係、パワーバランスに寄与せよ的なものや、現業以上の業務(コンサルとのPJ)に対応しきれないリソース等々。コンサルができることは少ない。


    「他者に対するリスペクトができない人には、重要な情報は話せなくなってしまいます」
    — 南場智子

    ” If you cannot respect others, I cannot share important information with you.”
    — Tomoko Namba


    不格好経営

  • 考えても葦

    実は密かにやりたいことが見つからないことに悩んでいる。
    中学も高校も大学を選んだ時も、やりたいことはそのうち見つかるだろうと思って無難に選んだ。社会人になっても見つからないなら、もう自分の人生はやりたいことをやる人生ではないのだろうなと思い始めている。


    「一生のうちでいちばん大事なことは、職業の選択である。ところが、偶然がそれを左右するのだ。
    習慣が、石工、兵士、屋根屋をつくる」
    — パスカル

    ” The most important thing in life is the choice of a career, but chance determines it.Habits shape stonemasons, soldiers, and roofers.”
    — Blaise Pascal


    パンセ

  • 開拓

    土日のどちらかは仕事かそれに関係するinputをして、もう1日は完全に休むという目標を立てて1年以上になる。この「完全に休む」がなかなか出来ない。
    本を読んでいても、映画を見ても、仕事に関連するものばかり選んでしまう。
    社会人になってから4年経つが、outputにつながらないinputばかりしているような気がしてならない。


    “僕は運命を信じないのです。ただ実力を磨くことだけを信用しているのですよ “
    — 武者小路実篤

    ” I do not believe in fate. I trust only in honing my own abilities.”
    — Saneatsu Mushanokōji


    検証「新しき村」 武者小路実篤の理想主義

  • Dが書けばいいのに

    自分のところにもリソースマネジメント部からPWS(Proposal Writing Support)の指示が来ていた。これは提案書の作成のみやる仕事で、提案書で契約が取れてもそのPJにはアサインされないという仕事だ。Available中の穴埋めに来るものかと思ってたけど。
    自分のPJも進捗がなく、実質止まっているという評価なら納得だ。


    「人間は理由もなしに生きていくことはできないのだ」
    — アルベール・カミュ

    ” Human beings cannot live without a reason.”
    — Albert Camus


    幸福な死

  • 普通の炎上と本格的な炎上

    川上さんのいるPJも炎上しているそうで、メンバーには当面待機指示が出ているらしい。うちよりも本格的な炎上で、担当Dは出禁になったそうだ。
    今はパートナーが謝罪を試みてるところらしいが、もうここまでになると謝罪のための謝罪で、次につながることはなさそうだ。川上さんにはリソースマネジメント部から、新しいPJ候補がいくつかきているとのこと。


    「最初はダメでも 何度でもやり直せという態度は 誤りである」
    — P.F.ドラッカー

    ” The attitude of starting over again and again, even if it fails at first, is wrong.”
    — P.F. Drucker


    マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則

  • 高層過ぎて酔う

    オフィスは思ったよりは空いていた。窓際の席を確保し、コーヒーを入れに行くと川上さんがいた。
    川上さんは同じFinance所属・別PJの中途メンバーで、自分が入った年の9月に入ってきた。川上さんは、一見明るくて気安いが、とてもシビアだ。主に自分に対して。
    今は金融関連のPJにアサインされているという。


    「人は心底尊敬した人物から知らず知らずのうちに多くのものを学ぶ」
    — 渡部昇一

    ” We unconsciously learn a great deal from those we truly respect.”
    — Shoichi Watanabe


    歴史への遺言

  • 資源で機会

    出社すると、フリースペースでPJ秘書の杉さんと同じPJの宮井さんが雑談していた。こちらに気付いて、手を振ってくれる。会釈で返す。
    宮井さんは、海外SAPチームだ。出張が多いので、久しぶりに姿を見た。元気そうだ。帰国子女の宮井さんは新卒2年目。出張に連れて行っても、通訳しか出来ないとPMOにクレーム?が来ていた時期もあったが、パートナーは取り合わなかった。そんなのわかっててアサインしているのだ。通訳ができればそれでいい。
    通訳以外できるようになるかは、宮井さん次第。成長の機会は与えられるが、方法までは与えられない。


    「人を問題や費用や脅威として見るのではなく、資源として、機会として見ることを学ばなければならない。 管理ではなくリードすること、支配ではなく方向づけることを学ばなければならない」
    — P.F.ドラッカー

    ” We must learn to see people not as problems, costs, or threats, but as resources and opportunities. We must learn to lead rather than manage, to guide rather than control.”
    — P.F. Drucker


    マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則

  • 蛮勇出社

    今日から1週間は顧客先が休みなので、ファームに出社だ。
    そういうPJは多いので、普段より混む可能性がある。今日のうちに席を取っておこうと思ったが、もう予約できる席は埋まっていた。
    フリーアドレスの席が空いてなければ、家で仕事だ。


    「本当の勇気は周到な用意の元に生まれる。用意の無い勇気を蛮勇という」
    — 孫正義

    True courage is born from thorough preparation. Courage without preparation is called recklessness.”
    — Masayoshi Son


    志高く 孫正義正伝